7月16日(火)から21日(日)
ギャラリー ヒルゲートで開催中です。
7月16日(火)京都新聞朝刊「窓」に投書された記事... 京都銅版画教室への投稿です。
心いっぱいになる記事です。
芸術教室は京都市の宝
左京区 谷口庄司
「銅版教室 存続の危機」という本誌記事を読んだ。
京都市美術館敷地内アトリエで半世紀以上も活動を続けてきた「京都銅版教室」をはじめ、油絵や彫刻の6団体が、美術館整備構想の検討着手に伴い、京都市から立ち退きを求められているという。
先進国の中で、芸術はやや低水準と思われる日本の中にあって、本来、京都市は代表的な芸術都市であるはずだ。ところがここ数年、なぜか不満に思うことが多かった。その傾向に拍車をかける思いを強くしたのが、今回の京都市の動きである。
立ち退き要求は銅版画教室の参加者だけでなく多くの市民にとっても大きなショックだ。
「市民が芸術を学べる教室の役割は大きい。アトリエを活動拠点とする各団体は京都市の宝そのものなのに」との講師の言葉には、まさに同感である。
京都市は、民族衣装である「和装」を大切にするのも重要だが、芸術を守ることを認識してほしい。「できる範囲で(代替場所を)提示したい」というのではなく、責任を持って、場所を確保してから立ち退きを要求すべきだろう。今こそ京都市の存続価値が問われている。
左京区 谷口庄司
「銅版教室 存続の危機」という本誌記事を読んだ。
京都市美術館敷地内アトリエで半世紀以上も活動を続けてきた「京
先進国の中で、芸術はやや低水準と思われる日本の中にあって、本
立ち退き要求は銅版画教室の参加者だけでなく多くの市民にとって
「市民が芸術を学べる教室の役割は大きい。アトリエを活動拠点と
京都市は、民族衣装である「和装」を大切にするのも重要だが、芸